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ごあいさつ

新たな年に向けた「教育活動の充実」について

令和元年10月、待望の「幼児教育の無償化」という歴史的な転換点を迎えて2年半が経過し、私たち幼児教育を担当する者の役割や責任がより注目されるようになりました。と申しますのも、少子化が急激に進む中で、この課題解決に向けて限りある国の予算から膨大な公費が子どもたちや子育ての支援に投入され、併せて“学びの出発点”を担う幼児教育の充実にも、より一層大きな期待が寄せられるようになっています。

『幼稚園は、子どもがはじめて出会う学校です!』~私どもが加盟します全国私立幼稚園連合会が掲げるキャッチフレーズですが、私ども幼稚園では、「満3歳から小学校就学の始期に達するまでの幼児<略>」の「義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、その心身の発達を助長する<略>」(「学校教育法」)ことを目的に学校教育機関としてその教育内容の充実に取り組んでまいりました。
新年度の発足にあたり、本園の教育活動の充実に向けた取り組みについて幾つかの“キーワード”をご紹介します。

先ず本園の沿革を見ますと、創立は昭和2年、旧田辺町の各宗派14ヵ寺で組織する「大蔵協会」という寺院の団体が話し合い、海蔵寺(南新町)の境内に“昭和幼稚園”を発足させています。以来“仏教保育綱領”の下で教育活動を重ね、昨年度末第94回の卒園式では、修了証書の授与番号の最終が9,961号となり、本年度末の卒園児さん70数名を加えますと総勢1万人を越える園児さんを送り出すことになります。

さて平成30年、ほぼ10年ごとに改訂されます「幼稚園教育要領」(学習指導要領)が改められましたが、その中心テーマは「子どもたちの“学びに向かう姿”を育てよう。」というもので、子ども主体の遊びや活動を通してしっかりとした“自ら学ぶ姿”を育てようという目標が示されています。本園の取り組みの最初の“キーワード”は、

◎.昭和幼稚園は、子ども主体の遊びを通して“自ら学ぶ姿”を育てます。

幼稚園の教育活動を通して子どもたちに身につけさせたい“資質や能力”として、生涯の学びに通じる次の“学びの基礎”となる資質や能力(力)が示されました。それは、

  1. 「知識・技能の基礎」=豊かな体験を通して、感じたり、気付いたり、分かったり、出来るようになったりする力。
  2. 「思考力・判断力・表現力の基礎」=気付いたことや出来るようになったことを使いながら、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする力。
  3. 「学びに向かう力・人間性など」=心情・意欲・態度が育つ中で、より良い生活をつくり出そうとする力。

 以上の三つの“学びの基礎”となる資質や能力をしっかりと育成します。

《私たちは、この『心情』『意欲』『態度』を次のように考え、子どもたちに呼びかけています。》
『心情』とは、「感受性が豊かで、やさしさや思いやりの心を持つ“やさしい子”」
『意欲』とは、「何事にも興味を持ち、積極的にチャレンジする “かしこい子”」
『態度』とは、「ていねいに取り組み、最後まで根気強く頑張る“たくましい子”」

私たちは、『“やさしく”(徳育)、“かしこく”(知育)、“たくましく”(体育)』という具体的な目標を子どもたちと共有しています。
そして“学校”としての役割と責任として「小学校から大学につながる“学び”の出発点として、より質の高い教育を提供する。」という強い決意とともに、個人差にきめ細かく対応する“学級担任制”を通して一人ひとりの特性をしっかり把握し、これからの学校生活に適応できる“集団性と協同性”を高める教育活動をより一層充実させてまいります。

◎.幼児期は、自立に向けた“あそびまなび”(豊かな体験活動)ということが何よりも大切です。

子どもたちは、幼稚園に入園する3歳になると自分のまわりの物事への関心が高くなり、人と人との関わりも急速に広がりはじめます。そして、家族に全てを依存していた生活から飛び出し、幼稚園での様々な活動を体験しながらゆっくりと“自立”に向かいはじめ、自分の力で出来ることをどんどん増やしていきます。
私たちは、日々の終礼でたくさんの「はじめて○○が出来るようになりました。」という教職員からの報告を楽しみにしています。

◎.最後に『ショウワ名物、ドロ団子!』という“あそびまなび”を象徴するキーワードがあります。 

「手のひらは体の外に飛び出した“脳”であり、足の裏は“心臓”である。」と言われますが、子どもたちの豊かな成長にとってたいへん大切な感覚器官だという意味です。
そして、「幼稚園での豊かな“あそび体験”の中で多くのお友だちと関わり、自立に向かって多くのことを学ぶ。」という意味でもあります。ですから、子どもたちにとって幼稚園が楽しければ楽しいほど、より一層豊かに大きく成長します。

私たちは「友だち大好き!先生大好き!幼稚園大好き!」と言っていただけるよう30人の教職員が心を一つに、厳しさの中にもやさしさと楽しさに充ちた“昭和幼稚園づくり”をめざしています。

enchou-komugi.jpg昭和幼稚園 園長
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